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脱線し大破した列車=25日午前10時3分、兵庫県尼崎市で |
鉄道の専門家やJR関係者によると、踏切での衝突などがなかった場合、脱線の原因は電車の速度超過、軌道状態の不具合、車両の不具合などが考えられるという。
現場は半径が300メートルのカーブで、同社の線路の中ではかなりきついカーブの部類に入る。カーブをスムーズに曲がるため、外側のレールが内側に比べて97ミリ高くなっている。
仮に70キロの制限速度を大幅に超えてカーブに進入した場合、遠心力で外側に脱線する可能性がある。また、レールの高低差が十分に確保されていなかったり、レールの締結部分に不具合があったりするなど、規格通りに軌道が整備されていないと制限速度以下で進入しても脱線する恐れがある。このほか、カーブの通過中に車軸が折れるなどの重大な故障が起きた場合にも脱線が起きる可能性がある。さらに、これらの原因が複合していることも考えられるという。
車両がつぶれたことが被害を大きくした。JR西日本が開発した標準通勤型車両の207系で、車体はステンレス製。車両の正面部分は、踏切事故を想定して補強材を入れるなどして頑丈に作られているが、側面は、正面ほど強度がない。